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狛犬パワースポット探訪 ~ 名工・小林和平(古殿町・石川町・玉川村)


かつて小林和平という石川町出身の石工がいました。
和平は県中・県南地方の神社に祀られる狛犬を掘っていた人ですが、その独特の技から狛犬ファンがこぞって訪れると有名なのです。

今回は、名工・小林和平の代表作と呼ばれる3作品を訪ねます。

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まずは古殿八幡神社(古殿町)。
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建立年は昭和7年。
境内の入り口に建てられています。
ここは鎌倉時代より伝わる神事、流鏑馬・笠懸が行われる「古殿八幡神社例大祭」の会場でもあるのです。
10月第2土日に訪れた際は、神事だけでなくこの狛犬もチェックしてみてください。

続いては、読み方が難しい石都々古和気神社(いわつつこわけ、石川町)。
建立年は昭和5年。
実は和平の渾身の作なのです。

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右側の阿形は後ろ足を天高く蹴り上げ豪快に躍動するさまは、力強く神社を守る意思が感じられます。
また左側の吽形は親子獅子。
親に寄り添う3匹の子獅子はいずれも和平の子どもで、赤ん坊のころに亡くした「長男」「次男」、さらに15歳で亡くした「長女」の3人に想いを重ねて掘られたものとして知られています。
和平が持つ子供への深い愛情を感じる作品です。

実は、狛犬正面を流れる北須川の向こう岸には、同じく和平の掘った狛犬があるのです。
通ならこちらも要チェックです。
ぜひ、現地で見ていただきたいので、あえて写真はアップしませんでした。

最後は、川辺八幡神社(玉川村)。

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昭和36年建立。
和平が80代の節目を迎えるときの作品です。
狛犬の片方が壊れたので、片方(阿形)だけを頼まれて和平が彫ったといわれています。

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(阿形:小林和平作)

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(吽形:味原勇作 昭和30年)
狛犬の表情に独特のすごみがあるのは和平の作風ですね。
それだけの想いが込められているのですからパワースポットと呼んでも差し支えないでしょう。
とくに石川郡内には想いが込められた狛犬がたくさんあります。
ぜひ、石川郡内を探索してみてね!

<古殿八幡神社>
石川郡古殿町山上古殿38 tel:0247-53-2439

37.097965,140.565677

<石都々古和気神社>
石川郡石川町字下泉296 tel:0247-26-7534

37.097965,140.565677

<川辺八幡神社>
石川郡玉川村川辺字宮ノ前 tel:0247-57-4629(企画産業課)

37.097965,140.565677

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