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(中谷地区まちづくり委員会女性部、右から鈴木さん、矢吹さん、根本さん、渡辺さん)
石川町中谷地区でまちづくりに携わる中谷まちづくり委員会女性部の皆さんを取材しました。
お話を伺ったのは、部長の鈴木タケ子さんです。
手作りのお弁当やオードブル、お惣菜を提供する「食彩あすか」を運営しています。
―― 活動の概要を教えてください。
石川町内には6つの地区ごとにまちづくり委員会があり、地域づくり活動をしています。
特に中谷地区のまちづくり委員会は女性が多いことから女性部が編成され、地区文化祭や各種イベントに参加するなど、地域貢献活動をメインに活動してきました。
―― 「食彩あすか」立ち上げのきっかけは?
当時は、自治センターの調理施設で活動していましたが、加工品を販売するためには、いろいろと制約があり、加工所の立ち上げが必要という事になりました。
さらに、加工所の設置にあたり、技術の習得もしようという機運も高まり、技術については、栃木県内での研修や、矢吹町の福島県立農業短期大学校で2年間学びました。
加工所を作るには場所と設備、そして資金面での問題がありましたが、地域の方々の協力を得て進めてきました。
まず場所は、県道沿いで便利な立地にある空き店舗を活用しました。
また設備は、地区内の皆さんから持ち寄って頂いたり、2014年度に廃校になった中谷第一小学校の調理室からテーブルや棚をお借りしました。
資金面では、まず自分達が出資しました。また、地域の多くの方からの協力もあり立ち上げ資金とすることができました。
そうした地域の協力があって、「食彩あすか」は2015年7月11日にオープンすることができました。
―― オープン後はどんな活動をされているのですか?
最初はオードブルやお弁当の注文販売から始めました。
また、交通手段の乏しい高齢者へのサービスとしてお弁当の配達等も行っております。
高齢者の方々とやりとりしていると、長年の人生経験からたくさん知恵をいただくことも多いですね。そこから新しい地域貢献のヒントを得ることもあります。
今では注文販売のほか、毎週木・金・土曜日の15:00~18:00まで手作りのこだわりお惣菜を販売しています。また、野菜などの直売や石川町の物産品販売も行っています。
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(販売している商品。おこわやコロッケがとてもおいしかったです。)
―― 最後に、今後どんな活動をしていきたいですか?
従来のお惣菜中心の販売に加えて、お菓子類の販売ができるようにしていこうと考えています。
春のイベント「石川桜まつり」など各種イベント等で、お弁当に加え、お菓子類の販売し、幅広く「食彩あすか」をPRし、沢山の人にご来店いただけるようにしていきたいです。
美味しい食がたくさんありますので、石川町にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

揚げたてで手作りのコロッケやメンチカツなどの定番の揚げ物から、地元の素材を使った日替わりのお惣菜等の販売など、「地域の台所」として、地域おこしに貢献している「食彩あすか」さんを取材しました。
『食』をテーマとした地域おこしですが、実は取材日当日は販売日であったため、買い物客も訪れていました。
取材の合間も中谷地区の皆さんが楽しそうに会話されている様子から、この「食彩あすか」を中心に地区中に笑顔が広がり、もっともっと元気な地区になっていくのではないかと感じることができました。
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(店舗外観、県道14号いわき石川線沿いにあります)
<食彩あすか>
住所:石川町大字形見字明内26-1
電話/FAX:0247-26-8588
店頭販売日:毎週 木・金・土曜日
店頭販売時間:15:00~18:00
備考:お弁当は10人前以上から予約を承ります。オードブル、お弁当は3日前までに予約をお願いします。
メニュー:コロッケ、メンチ、から揚げ(200g)、とんかつ、各種日替わり惣菜
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