3月17日(日) 三春町にある三春文町文化伝承館へやってきました。
メインストリートにある三條屋さんのところから一本入った道、緩やかな坂の途中に建物はあります。（※紫雲閣は現在、閉鎖中です。）同日に三春交流館 まほらにて【あげものサミットFINAL】も開催されていたこともありお客さんも多くいらっしゃっていました。
中に入るとこのような記帳台があります。
当館は、平成5年に持ち主であった吉田宗行氏により町に寄贈され平成10年に見学施設として一般公開されました。明治28年に建てられた建物、各部屋には床の間があり黒檀、紫檀、百壇、黒柿、鉄刀木などの最高級材で仕上げられており、天井板には薩摩杉が使用されています。障子には日差し加減でその模様が楽しむことができるように格子にも工夫が凝らされています。今ではなかなか見られない日本建築の技が存分に鑑賞できるとても貴重な施設です。
奥に進んでいくと、鮮やかなつるし雛が展示されていました。こちらは生涯学習ボランティアのみなさんの作品になります。ひとつひとつ丁寧で芸術的な雛に目を奪われました。三春町では当館以外にも、三春町歴史民俗資料館、三春郷土人形館にて「郷土人形館のひなまつり」が開催中です。多くのつるし雛や三春張子をご覧いただくことが出来ます。芸術的な建物と工芸、城下町の風情ある景色とな味わいながら三春町を巡ってみるのはいかがでしょうか？
＜三春町文化伝承館＞
住所：田村郡三春町字大町82番地
TEL：0247-62-7711
入場料：無料
時間：9：00～16：30
定休日：月曜日
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