第9回まざっせアーケット 
まちなかコラボ「地域のお宝ミュージアム」vol.1
 まざっせプラザ内の展示物を紹介します! 商店街の展示物はこちら
   
 1.風袋様 (浅川町)
 2.お人形様 (田村市船引町)
 3.江戸小紋 (須賀川市)
 4.人形様 (石川町)
 5.竹炭壁飾り・門松 (郡山市)
 6.魔除花火 (浅川町)
 7.長沼ねぶた (須賀川市長沼地区)
 8.雷神人形 (玉川村)
 9.南須釜念仏踊り人形 (玉川村)
10.流鏑馬人形 (古殿町)
11.鶴の木工品 (古殿町)
12.だんごさしせんべい (須賀川市) 
13.商店街にも展示中の物


 風袋様 浅川町
 
福貴作地区で旧6月1日に行われ、台風から稲作を守る伝統行事。養蚕に使った竹篭に和紙を貼りつけて武者面を作り、藁や雑木で手指、熊手、刀、長刀を作ります。台風は、熊手で風を集められ、刀や長刀で細かく切り裂かれ、大きな鼻や口で吸い込まれてしまうとされています。この展示品は里白石小学校の子供達が作り上げた物です。 (上へ戻る)

 お人形さま  田村市船引町
 
魔除けの神様。現物は身の丈4メートルもあります。なぎなた、刀を持ち、両手を広げ、通せんぼのしぐさをしています。顔は大鬼の形相で、外から悪いものが入ってこないように、にらみをきかせています。屋形と朴橋(ほおのきばし)、堀越の3箇所にあり、それぞれ違う表情になっています。毎年4月保存会により衣替えが行われています。 (上へ戻る)

 江戸小紋  須賀川市
  
江戸小紋は、元々、江戸時代に武家の裃の模様付けとして始まりました。非常に細かい柄が特徴で、職人には高度な技術が求められます。須賀川では江戸小紋の染め物屋は「形幸」1軒のみとなってしまいましたが、機械染め全盛の時代に手染め一本で仕事を続けられています。県指定の伝統的工芸品です。 (上へ戻る)
◇連絡先 / 染工芸 「形幸」 0248-73-3622 須賀川市弘法坦115-1

 人形様 石川町
  
石川町の中田地区に伝わるもので、いつ頃から始まったのか定かではないのですが、今でも毎年旧6月1日に、疫病等を寄せ付けないよう、魔除けとして地区の境界線に飾られています。しめ縄を張った両脇に麦わらで作られた人形様は1体ずつ置かれ、特徴はこわい顔と暴れるような腕と脚の動きです。まさに「入ってくるなぁ〜」と言っている様です。 (上へ戻る)

 竹炭壁飾り・門松 郡山市
  
逢瀬町多田野にある「竹炭 三森」の竹炭工芸品です。ご主人の橋本さんは元々建設業界で働いていましたが、定年を前に都路町の「竹炭工房都美」で修行し、平成13年にご自分の工房を構えました。壁飾りや門松の他にも、行灯・花器・素焼き・竹酢液等様々な加工品を制作・販売しています。 (上へ戻る)
◇連絡先 / 竹炭 三森 024-967-0888 郡山市逢瀬町多田野石倉山9-2

 魔除花火 浅川町
  
その昔、一揆(浅川騒動)で多くの人々が亡くなり、その供養の為に毎年8月16日に悪疫退治、無病息災の願いを込めて打ち上げられる浅川町の花火大会。その地雷花火はとても有名です。花火の「カラ」を魔除として持ち帰る風習があったことから、今では浅川町の特産品として古文書の写しを貼り付けた魔除花火が販売されています。 (上へ戻る)

 長沼ねぶた 須賀川市長沼地区
  
旧長沼町(現須賀川市長沼地区)で昭和60年から始まった「長沼まつり」。毎年9月に行われています。町民手作りの豪華なねぶたが約10基繰り出し、夜の町を幻想的に照らし出します。今回、「ながぬまショッピングパーク アスク」から、長沼ねぶたのミニチュア版をお借りし展示しました。 (上へ戻る)
◇連絡先 / アスク 0248-67-3456 須賀川市志茂字六角65

 雷神人形 玉川村
  
小高集落にある大雷神社の祭神は、まさしく雷神です。雷神は小太鼓を背負い、虎の皮のフンドシをしめ、バチで太鼓を叩きながら暴れ駈け回って雷と雨と風をもたらし、幸福と同時に災いをもたらすものとして尊敬されていました。小高は雷神様を祀ってあるので、雷の災害には遭わなかったと言います。この人形は大雷神社住職が依頼して作られたものです。 (上へ戻る)

 南須釜念仏踊り人形 玉川村
  
江戸時代慶安年間(1648年頃)から始まり、大正4年に一時中断したものの昭和27年、故大野ケサ女史の記憶をもとに再興した南須釜念仏踊り。かわいい女子が春は振袖、夏は浴衣で裾からげに膝までたくし上げ、その下に鮮やかな赤い蹴り出しと脚絆をのぞかせます。たすきがけに手甲、白足袋に草履、彩られた妻折笠をかぶり、踊ります。 (上へ戻る)

 流鏑馬人形 古殿町
   
古殿町八幡神社の笠懸・流鏑馬は今からおよそ800年前の建久5年(1194年)に、時の将軍源頼朝から古殿の領主が社領地を授かったことを記念して始まったと伝えられています。地元の遊里(ゆり)工房で木工品作成の技術を磨いている高齢者のグループが流鏑馬をモデルに心を込めて作成した、温かみのある作品です。 (上へ戻る)
◇連絡先 / 遊里工房 0247-53-2313 石川郡古殿町大字竹貫字上町13

 鶴の木工品 古殿町
 
古殿町にある「遊里工房」。定年を過ぎた高齢者の方々が「介護予防いきいき施設」と銘打って平成12年に町が立ち上げた木工品制作の工房です。制作にあたっては指先や頭、体を使うということで、皆さんとってもお元気。そんなおじいちゃんたちが制作した、縁起物の鶴を展示致しました。長寿を祈りましょう。 (上へ戻る)
◇連絡先 / 遊里工房 0247-53-2313 石川郡古殿町大字竹貫字上町13

 だんごさしせんべい 須賀川市
 
小正月の縁起物として親しまれてきただんごさしせんべいですが、作るのに手間がかかることや、作り手の高齢化により、段々と飾る家も少なくなってきました。このだんごさしせんべいは須賀川市の小野塚最中皮商店の物。昔ながらの風習を絶やさないようにと、作り続けていらっしゃいます。 (上へ戻る)
◇連絡先 / 小野塚最中皮商店 0248-73-2849 須賀川市南町312

 商店街にも展示中の物
竹炭花器 田村市都路町
   須賀川絵のぼり 須賀川市
   



 鬼瓦
 郡山市
 



 須賀川ガラス 須賀川市
  



 絵つけひょうたん 田村市船引町
 
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